2014年08月28日
医学書にも
偶然見かけた誰かのブログ
這いつくばって今日を生きたその文章
目を奪われたの
知った顔の2行のコメント
あたしは文字の羅列を
憎悪な気持ちで見つめてた
正しいのかなんてわからない。
そんな事はどうでもいい。
ただ受け入れられなかった。
少なくとも今のあたしには・・・
ふざけんな!
恫喝したい衝動が血流に混ざって体中を駆け巡る
そんな感じ、わかるかしら
痛くて、ピリピリして、熱くなる
そうね
見失ってるのかもしれない
多数決が全てを決める世界ではきっと正しいんだろう。
これが現実なんだろう。
冷静さを取り戻す為、あたしが飲むのは
ハーブティでも、甘いホットミルクでもない
白やオレンジのラムネ粒
コンビニでも、駄菓子屋でも手に入らない。
こんなラムネ愛用者の戯言なんて
耳傾ける人、捜すのは難しい事位わかってる。
多数決じゃ完全敗北
練習試合にもなりゃしない。
それでもやっぱり受け入れきれないの。
見失った?
分かってない?
そんな言葉じゃ説明できないのよ
あなたは自身をわかっているの?
なにもかも見渡せているとでも言うの?
愚問だと思うけど聞いてみたくなる
あたしは嫌な奴…嫌な女
もう消えかけてしまっているけれどね
強さもあった
自信もあった
光は降り注ぎ、いくつもの未来を見せてくれた
憧れや賞賛を身に纏い
頂上目指すあたしが存在してた。
そんな日々があったのよ。
あなたと同じ事を言ってたあたしがいたの。
分かってなかった。
―そうかもしれない。
あたしはそんなに強くなかったんだもの。
見失った。
―そうかもしれない。
あたしの前には…道が…ない
探るように数ミリ進むつま先で
感じられるのは、下りてく階段?落ちてく坂道?
闇は病み、病みは止み。
医学書にも書かれてない
原因不明の痛みがあたしの動きを止めてしまう
不安感が…孤独感が・・・
襲いかかって進めない。
泣きわめくことさえ出来なくて
動けないまま、雫1粒頬をつたう
闇は暗い訳じゃない。
この頃あたしは思うんだ。
闇は病み
病みは止み
今、全てが止まっているあたしだけれど
時間だけは進んでいるの
Posted by ねぬはぬね at 15:12│Comments(0)
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